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カニカマはがして何するの!? 「ものぐさおとこの山ごはん㉑」で出あうフワフワ食感の正体は……
2017.11.13 Mon
A-suke BASE CAMP 店長
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
いやー、暗くなるのが早くなってきましたね。すっかり秋。
第21回を数える連載ですが、前回も秋の食材を使ったレシピでしたけど今回も旬の食材を使います。
秋といえばきのこやフルーツもあるけど、ズワイガニも季節。ってことでセブンイレブンで見つけた「カニカマの寿司」で旬を味わっちゃいましょう(笑)。
さて、今回使う主な材料はコチラ。
少ない!! カニカマの寿司とたまごだけ……。
これで何を作るかっていうと「カニタマ丼」です!
じつはあんかけのための調味料の方が多いのです(笑)。調味料はこんな感じ。
砂糖はスティックが2本写ってますがおにぎりひとつなら1本で十分。お化粧用のクリームケースに入っているのは小さじ1程度の片栗粉。少量の使い切りのものをもっていってもOKです。
それから、今回は中華だしは創味シャンタンですが顆粒の鶏がらスープの素でもOKです。乾燥わけぎはあると色どりにいいですが、なくても味はそんなに変わりません(笑)。
がんばって調味料を揃えてほしいだけある出来栄え、お約束しますので!
さて、作り方に行ってみましょう!
まずはおにぎりを開けてカニカマとごはんを違うコッヘルに盛ります。
ごはんの入る容器はそのまま食べる器で、カニカマを入れる容器はこのあと卵を焼くのでテフロン加工のコッヘルかフライパンがいい。
分けたらこんな感じ。
もし手持ちのコッヘルがテフロン加工でなければ100円ショップなどで売ってるテフロン加工アルミホイルを内側に貼り込むといいですよ。掃除もラクでオススメです。
次に調味料を合わせて、たまごとは別の鍋やシェラカップを使って中火で沸かし、あんを作ります。内容は以下の通り。
■砂糖 3g(スティック1本)
■醤油 同量くらい(約大さじ1)
■鶏がらスープの素 小さじ1程度
そして、片栗粉のケースに50ccほど水を入れて混ぜてスタンバイしておきます。
調味料が沸いたら、“火を止めてから”調味料をかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れていきます。
こういうとき写真を撮るのが大変です(笑)。すぐにトロっとしてきました。
で、できあがったあんは、ほぐしたごはんに少しかけて残りは横に置いておきましょう。
次に、テフロン加工の鍋にスタンバイしておいたカニ(カマ)とたまごを混ぜ、火を付けてからもかき混ぜつづけます。こんな感じ。
火が通ったらごはんに載せてあんをかけて、乾燥わけぎを散らして完成です。
まさに「カニタマ丼」らしい見栄えになりました。
では実食。
フワフワたまごとカニ(カマ)が合う! 今回使用したおにぎりは酢飯で、さらにマヨネーズものってるんですが、その酸っぱさも中華あんだととても合う。
かなり簡単だけどかなり美味しい(笑)。あんがのトロミが熱を逃がしにくいのも最後まで温かく食べられるのもいい! これは冷える秋の山にぜひオススメしたい1品となりました。
いや〜それにしても、「おにぎりレシピ」段々としんどくなってきた(笑)。といいつつ次回もこうご期待!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)