- 料理
山にアジアの風吹かす!「ものぐさ男の山ごはん㉗」はタイの定番ガパオライス
2018.05.17 Thu
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
しかし暑いですね。
もうすぐ夏ですな。冷たいものもいいんですけど、暑い日にもおいしい温かい食べ物だってありますよね。東南アジアでは暑くてもホットでスパイシーな料理なんかもたくさんありますし……。
そういうわけで今回のメニューはエスニックな味わいがおいしい「ガパオライス」。
ちなみに、ガパオライスって何?って人のために簡単に解説すると、日本語で言うところの「バジル炒めご飯」。ひき肉やパプリカ、バジルなどの材料を炒め合わせて、オイスターソースやナンプラーなどで味付けし、ご飯にかけて目玉焼きを乗せて食べるのが一般的。
今回はそれを山用にアレンジしたものなんだけど、材料は少し多め。かな?
今回はファミリーマートの「具、たっぷり!鶏そぼろ」おにぎりを2コ。
これいつか使おうと思っていたんです!
それにミックスサラダ。正直何でもいいかもしれません。
いわゆる普通のレシピだとみじん切りのタマネギとパプリカなんかを使うんですけど、そういうのはあんまりないんですよね。
それから最後にのせる温泉たまご。
あと、今回は調味料がちょっと多い。
にんにくチューブ、輪切りの唐辛子、オイスターソース、ナンプラー、乾燥バジル。
バジルに関してはホントはコレ「キユーピー イタリアンテ バジルソース ディスペンパック」が少量のポーションで常温保存可能だし、フレッシュな味わいでいいんだけど手に入りやすい乾燥バジルで作ります。
実際に持ち歩くのはパッケージそのままじゃなくて100円ショップなどで買える小型ケースなどに入れて持ち運ぶといいと思います。
さて、作り方。
まずは弱火でチューブのにんにくを油で少し炒めます。
で、おにぎりを投入。
海苔を細かく切りたいので初めに切り込み入れておくかスプーンやスパチュラなどで切るようにして混ぜていきます。
で、混ぜたのがこちら。
ここからは早いです。
野菜を入れて細かくしながら混ぜます。
当然火を入れながらなのでしんなりしてきます。
で、調味料をぶっこんで混ぜ合わせればほぼ完成。
調味料の分量はナンプラー、オイスターソースを大さじ1ずつ。といっても目分量でOKだけど。いまいち量が分からない!という人は少しずつ加えて味を見れば、あとで取り返しのつかないことにはなりません(笑)。
それと輪切りの唐辛子と乾燥バジルをパラリ。こちらも好きな量ですがひとつまみといった分量ですかね。
で、混ぜ合わせたら味を見てナンプラーやオイスターソースで調整してくださいね。
これに温泉たまごをのせたら完成です!
ナンプラーの香りが暑くても食欲そそりますね。そぼろの甘辛い感じがベースにあるので砂糖やしょうゆを入れなくてもおいしい。意外とさっぱりとしているしサラダっぽいのでサラサラいけます。
好みにもよるけどやっぱりガパオは唐辛子を利かせたほうがおいしい!
サラダがどんな内容かで味も変わるし、そぼろ系おにぎりもほかにもあるので試してみてもいいかも。
ただ、バジルは乾燥だとかなり香りが違うので好みがわかれるところかも。入手も運搬もラクな乾燥バジルか、フレッシュな味わいのキューピーのバジルソースを手に入れるか、もしくは潔くナシにしてもいいかも。お好みでどうぞ。
来月もこうご期待!!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)