みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない？ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。

　もうすぐ春というか、もはやすでに春ですね。なにやら物々しい昨今ですがフィールドは人も少なくて風通しもいいですから遠慮せずにフィールドに出かけましょう。

　今回紹介するのも山ごはんのベーシックなテクニックが詰まった「カニトマトクリームドリア」。

　使うのはコチラです。
　今まで使おう使おうと思って使ってなかったパスタソースを使います！ 今回はかにトマトクリーム。これだけでもイイんですが寂しいのでカニカマも使います。セブンイレブンではカニカマも何種かあるので好きなものを選んでくださいね。

　それとパックごはんとさけるチーズ。
　早速作っていきましょう。

　まずはコッヘルにパスタソースをあけます。火はまだ付けません。
　次にごはんを投入。ここで火をつける前に軽くごはんをほぐします。
　ザックリとごはんを細かくします。そこで火を付けます。
　弱火でかき混ぜながらごはんに熱を入れていきます。焦げやすいのでかき混ぜながらじっくり温めましょう。ごはんがすべてほぐれたらOK。一度火を止めましょう。
　カニカマを切ります。コッヘルに入れてからスプーンなどで切ってもいいですよ。

　ではコッヘルに入れます。
　かき混ぜながらスプーンで食べやすいサイズにカニカマをカットしながら火を入れます。

　温まったらとりあえず完成。

　ここからが、このレシピのポイントとなる「焼きチーズ」のTips。
　テフロン加工のしっかりしたフライパンを使います。もしくはオーブンペーパーやシリコン加工などされたアルミホイルを使うと同じことができますよ。
　さけるチーズを割いて平らに並べます。ナイフなどでカットしたものでもOK。これを弱火で焼いていきます。煙が出てくるまで焼きましょう。
　煙が出てきてビビるのですが、しばらくそのまま。チーズが油を出していい感じに焦げてきます。で、めくれるくらいになったら完成。

　先ほどのリゾットにひっくり返して載せましょう。コショウを振ったら完成です！
　わかるかな？　焼き色のついたチーズがおいしそうです。

　食べてみるとカニの味わいがおいしい！ カニカマもアクセントになっていい感じです。そして歯ごたえのあるチーズがおいしいはおいしいのですが……。

　イマイチ伸びる感じがないし、一体感もない……。あれれ？ さけるチーズがよくなかったようです。

　ということで……。スライスチーズでもやってみました。
　やり方は同じで弱火で焦がしていきます。さけるチーズよりも煙が出ます。
　しかし……。
　キレイに焦げておいしく仕上がってます！

　が、しかしトロトロがすごいので避けるチーズと同じようにハシでつまんでは載せられません。スライドしてフライパンから滑らせるようにして載せましょう。仕上がりの焦げ目は見えませんが、見た目は置いておいて味はスライスチーズの方がおいしい！

　ベースのリゾットとの一体感はコチラの方が一枚上手！ 焦がすことでチーズの香ばしさがプラスされ、食欲をそそります！

　結論から言うととろけるスライスチーズの方がよさそうです。しかしとろけるスライスチーズは7枚入り……。このレシピでは使っても2～3枚です。そこが問題だけど家から必要な分だけ持っていくならいいか（笑）。

　パスタソースは焦がしチーズなしでリゾットにも使えるし、先月の水漬けパスタと合わせれば普通にパスタとしてもササっとおいしく山ごはんできますよ。

　次回もお楽しみに！
（文・写真＝BASE CAMP A-suke）

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