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アレンジ欲をちょい満たす「ものぐさ男の山ごはん56」はあの定番スープを混ぜちゃうとろみ麺
2020.10.09 Fri
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
10月です。寒くなってきた今日この頃。ラーメンがおいしい季節になってきました。
今回紹介するレシピ、というかTipsは「コーンポタージュラーメン」。寒い時期には甘い味ととろみのついたスープがおいしいんです。
さて、用意するものは……。
まずは袋麺。今回はサッポロ一番塩ラーメン。それと……「え!」と驚かれるかもしれませんがインスタントのコーンポタージュスープ。もちろんどこのモノでもOK。
今回は具はナシで作ってみたけど、野菜炒め用のカット野菜や冷凍ほうれん草、サラダチキンなどが合います。探せばほかにもいいのがありそうだね。
では作っていきましょう。まずはコッヘル500㏄程度水をいれます。
沸かしたら麺を茹でるのは普通のインスタントラーメンと同じです。
普通は3分ほど茹でますが、今回はコーンポタージュを入れるので2分で火を止めます。続いてコーンポタージュを入れてかき混ぜて、1分余熱でとろみをつけます。
袋麺のスープを入れます。全部入れると味が濃いので半分程度がオススメ。かき混ぜたら完成。ゴマも全部入れましょう。
まぁ、見た目はほぼ普通のインスタントラーメンです。
さて、お味。みなさんおそらく懐疑的だと思いますが、これがなんとも言えない美味しさなんですよ。
コーンポタージュ味なのは間違いないんですが、ラーメン自体の塩っけと合わさってうまい棒のコーンポタージュ味のような……。ジャンクな味わいには間違いないですね。“サッポロ一番塩ラーメンだけでも充分美味しいけど、たまにはちょっとアレンジ加えてみたい”という欲求を簡単に実現できるお手軽レシピ、とでも言いましょうか。
あと、おそらく子どもにはウケがいいはずです。うまい棒も子ども大好きですしね(笑)。
具は上にも書きましたがほうれん草がおいしいです。冷凍が解けていなかったら、火を止める前に入れちゃいましょう。
で、コーンポタージュがおいしいなら、たいてい売り場の隣にある「ポテトポタージュ」も美味しいんじゃないか!?と思うわけです。
そこでやってみました。
ポテトポタージュはじゃがいもですから合うのは……カレー味とか味噌味かな?と思ってサッポロ一番のみそラーメンと合わせてみました。
作り方は完全に一緒。
見た目は完全にみそラーメン。さて、実際に食べてみると……。
あれ! 味も完全にみそラーメン……! ラーメンの粉スープ半分しか入れてないのに! じゃがいもの味なんかどっか行っちゃった……。
たまにクルトンのようにじゃがいものかけら?のようなものが入ってるので、それをかじったときだけじゃがいもの味が少しする程度。
とろみのついたみそラーメンになっただけでした。コレは完全に失敗。まぁ、味は美味しいんですけどね、ポテトポタージュ入れる価値はなかった……。
このように、ラーメンはアイデア次第で味の幅はグンと広がります。まだまだラーメンネタは続きます。こうご期待!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)