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まさにEPIC !! 「Signal Snowboards」チームのキャンピングカーによる旅の記録が公開
2013.07.08 Mon
林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者
驚くくらいたくさんの、そしてとろけるほどの良質な雪に恵まれた2013年の冬。「Signal Snowboards」チームは兵庫から長野・新潟を経て秋田まで、日本の冬山を旅していた。ライダーは三人。アメリカからJake Olson-Elm(ジェイク・オルソンエルム)とDanimals(ダニマル)、そして日本から堀井優作(ほりいゆうさく)。ここに類い希な映像センスで注目の若手ビデオグラファー、Jake Durham(ジェイク・ドゥーハム)が合流。
旅の足に選んだのはキャンピングカー。狭い車内に愛用のスノーボードギアとビールと音楽、それに何日も洗ってないウェアのにおいをいっぱいに詰め込んで、彼らの旅が始まった。行く先はスイートな雪山、自分たちの滑りたいバックカントリー、そして偶然巡り会うであろうストリートスポット。もちろん行く先々にはSignal Snowboardsのローカルライダーと多くのファンが待ち受ける。さぁ、EPICなセッションの始まりだ!
寒さ、吹雪、深夜のロングドライブ、風景、人、食べ物、文化、温泉、笑い、感動、スノーボードがもたらす充実感と、旅の終わりの寂しさ。今回、2週間に及ぶこのロードトリップがもたらしたさまざまな気持ちを、まずは15分のUSバージョンで公開。オープニングの音楽の使い方やカットのつなぎ方、そしてテンポのいい展開と余韻を持たせるエンディングなど、短いながらJake Durhamのセンスがフルに注ぎ込まれている。さらにこの秋には秘蔵のショットや旅の舞台裏など、より細かいシーンなども盛り込んだ日本バージョンも公開される。
灼熱!という言葉がぴったりの今日。せめて映像だけでも、というのは言い古されたフレーズではあるけれど。奇跡の冬と呼ぶにふさわしい2013年の冬がいかに素晴らしかったかを思い出しつつ、多くのスキーヤー&スノーボーダーにおかれましてはいつも無意識につぶやいてしまうあの言葉で、共にこの暑さを乗り切っていただきたいと願う次第です。ではご唱和ください。せーの、
「早く冬、こねーかなー」