- アクティビティ
東京スカイツリーの真下に海のベースキャンプ「PADDLE QUEST」がオープン!
2015.04.12 Sun
3月28日、東京の新名所スカイツリーの足元に、東京で唯一カヤックやSUPなどパドルスポーツを専門とする「PADDLE QUEST(パドルクエスト)」がオープンしました。
パドルクエストは、英国「SEA KAYAKING UK」やスウェーデン「POINT 65°N」を輸入販売する「SCOOP OUT」と、米国のハイエンドのライフジャケット「ASTRAL」や、パドリングウェア「Immersion Resarch」を輸入販売する「INIT」が共同で経営する直営店です。
今回、東京に一般ユーザー向け店舗をオープンすることになった理由をSCOOP OUT堀川臣樹さんは、こう話してくれました。
「店舗がある墨田区などの東京下町エリアは、江戸時代から水運の要として運河が発達してきた歴史があります。近年お店のすぐ近くからカヤックを漕ぎ出しスカイツリーの下までパドリングする運河ツアーなども盛んになっています。さらに来たるべき東京オリンピックに向けて、この地域を含めた東京湾岸エリアはこれから先大きく進化していくと予想されます。パドルクエストは、そんな近い未来の『水の都』東京におけるパドルスポーツの情報発信の拠点として、ユーザーに向けさまざまなパドリングの楽しさを伝えていきたいと思っています」
オープニングパーティには、海洋ジャーナリストの内田正洋さん、四国の川遊び第一人者「四万十塾」の木村とーるさん、広島宮島ツーリングで有名な「PADDLE PARK」久保田将司さん、内房館山の大人気シーカヤックガイド「SALTY'S」の山本勉さんらパドルスポーツのペシャリストたちが大集結。さらに世界的クライマーの竹内岳洋さんが駆けつけるなど、堀川さんや共同経営者の榎本博さんのこれまでの活動の広さが伺えます。
「いままで首都圏の海遊び拠点は横浜や湘南エリアまで出ないとなかったけど、都会のど真ん中にこういうベースキャンプができることで、どんどん水の上に出ていけるようになった。カヤックやSUPのような高価なギアも実際現物を見て選べるから、こういうショップは貴重だよね。だいたい名前がいいじゃん、ドラゴン出てきそうで(笑)」と、アウトドアライターのホーボージュンさんも猛プッシュ。
春にはさっそくホーボージュンさんによる「海の旅人養成講座」を開催予定とのこと(詳細は決まり次第HPにて告知)。店舗には、2社が取り扱うブランド以外にも、国内展開されているカヌー、カヤック用品、SUP用品全般をラインナップ。これからカヌーカヤックを始めたいと考えている人にも向けた各種イベント、クリニック、スライドショーなどを頻繁に開催し、パドルスポーツの情報発信の場所にしてきたいそうです。
日本は6,000を超える島々でできあがった海の国。一度水の上に浮かべば、そこには無限の広がりが待っています。今シーズンはパドルを手に青い世界へ漕ぎ出してみませんか?
パドルクエスト
〒130-0002 東京都墨田区業平4-6-11
■TEL:03-6456-1712
■定休日:火曜・水曜
■営業時間:15:00~20:00(月、木、金)
12:00~20:00(土、日、祝)
■アクセス:東京メトロ半蔵門線、都営浅草線、京成電鉄 押上駅 B1出口から徒歩2分