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樹木医を通して耳を傾けよう! ブナの木の力強い声
2015.06.11 Thu
長野県の北部にある「なべくら高原」のシンボル鍋倉山。その中腹にある「巨木の谷」には樹齢200年をゆうに超えるブナの巨木が立ち並んでいます。
かつて全国各地にあったブナは伐採が進み、ブナの純林が残るのはごく一部に……。巨木の谷は地元の方の手によって開発を免れてきた貴重なブナの純林が残るエリアです。
そんなエリアに生きる巨木ブナ「森太郎」(日本の巨樹巨木百選)を活動のシンボルとする「いいやまブナの森倶楽部」が、来る6月28日にイベントを開催することになりました。
題して「白い巨木 根萩先生と巡る巨木ブナ総回診」。かつて放送された某テレビドラマを連想させますよね(笑)。
この催し物では、樹木の診断・治療、後継樹の育成、樹木保護に関する専門家である「樹木医」さんと一緒に「森太郎」の往診するのだそう! そして新たなブナ林観察エリア「牧峠ブナ林歩道」にたたずむ巨木「鬼ぶな」も合わせて訪れる予定とのことで、いずれも約6時間の歩行のなかで通常のガイドツアーでは絶対に聞けないようなブナの木にまつわる興味深いお話が聞けるようです。
参加ご希望の方は前日までにお申し込みを。森がいよいよ潤いを増す6月末。瑞々しいブナたちに見守られて、気持ちいい山歩きができそうです。
白い巨木 根萩先生と巡る巨木ブナ総回診
■日時:6月28日(日)
■時間:9:00 受付開始ー9:30 出発〜16:00 終了予定
■巨木ブナ「森太郎」「鬼ぶな」の往診
■トレッキングのできる服装、昼食、飲み物、雨具
■長野県・飯山市「なべくら高原・森の家」
■参加料:4,000円
お申し込み・お問い合わせ:
いいやまブナの森倶楽部事務局(なべくら高原・森の家内)
TEL:0269-69-2888/FAX:0269-69-2288
E-mail:info@nabekura.net