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野沢温泉に新しいスキーショップ「Mt.Dock」がオープン!
2015.12.25 Fri
林 拓郎 アウトドアライター、フォトグラファー、編集者
スキーヤー・スノーボーダーともに、週末のパウダーハント候補地として必ず挙げられる「野沢温泉」に新しいタイプのショップがオープンしました。しかも人材が豪華すぎてぶっ飛びです。
お店の名前は「Mt.Dock(マウント・ドック)」、つまり山遊びのドック。船のドックのように、ここをベースに装備を調え、足りないものを付け加え、終わったらまたここに帰ってくる。そんなコンセプトで名前をつけられたスキーのレンタルショップです。
運営してるのは村内のスキーショップ「Compass House」。言わずと知れた、どこでも惚れ惚れするほど上手に滑りこなすフリースキーヤー・上野雄大とソチオリンピックハーフパイプ日本代表として活躍した三星(本名:上野)マナミのお店です。
「Mt.Dock」はスキーレンタルを主軸にしていますが、スキーからブーツ、ビンディングといったハードウェアから、ウェアやゴーグルと行ったソフトグッズの販売まで幅広く展開。さらにARMADA、dps、BLASTRACK、VECTOR GLIDEといったブランドの、最新機種のテストセンターとしても機能しています。
そして、上野雄大の弟・上野岳光(たけみつ)はプロテレマーカーとして活躍しながら、野沢温泉スキースクールでバックカントリーガイドも勤めるという存在。もちろん、岳光さんも時間があればお店に顔を出しています。
というわけで、野沢温泉のスロープコンディションはかなり細かく把握できる上、ギア関係もフリースキーからテレマークまで全方位的に詳しく、おまけに女性用のアイテムについてもかなりマニアックで細かいところまで心遣いが行き届くという最強の布陣です。嬉しいことに、店内にはスノーボードも見え隠れしてますしね。
場所は長坂ゴンドラ乗り場の真正面。直線構成のウェアハウス風のキャビンですからすぐに分かります。
折しも野沢温泉までは北陸新幹線の開業で、東京~飯山は約1時間40分(8110円)、飯山~野沢温泉スキー場は直通バス「野沢温泉ライナー」で約25分(600円)。なんと片道2時間ちょっとというスーパーアクセスが実現しております。降らない……って下向くよりも、降ってるところにサッと行く。その方が現実的かもしれませんね。