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フェスカメラマン・宇宙大使☆スターさんが選んだ、カメレオンの快適さとは?

2016.07.13 Wed

MERRELLユーザーインタビュー
第5回/宇宙大使☆スターさん

 フジロックをはじめ、数多くの野外フェスのオフィシャルカメラマンとして、野外フェスの楽しさを写真で伝えてくれる宇宙大使☆スターさん。フジロックでは、一日3万歩も歩くという。突然の雨にも対応でき、しかも疲れないという理由から、ゴアテックスのハイカットのメレルを愛用するようになって10年以上になるという。宇宙大使☆スターさんに、カメラマンになろうとした理由やフェスの写真を撮りはじめたきっかけをうかがった。

 

●25歳でカメラマンを志す

 フジロックフェスやライジングサンロックフェスなど、多くのフェスにオフィシャルカメラマンとして参加している宇宙大使☆スターさん。毎年、夏フェスシーズンを目の前にした時期には、宇宙大使☆スターさんの写真が、雑誌やウェブサイトに数多く掲載される。今のフェスの雰囲気を写真で伝えてくれているのが宇宙大使☆スターさんだ。
 宇宙大使さんがカメラマンを志したのは25歳。一線で活躍するカメラマンと比較すると、かなり遅い一歩目と言えるだろう。
「美大で染色を学んでいたんですよね。生地のパターンといったデザイナーになりたかったんですけど、就職氷河期ということもあって、就職は早々に諦めてしまって。卒業して、しばらくオーストラリアにいたんです。
 日本に戻ってきて、何をしようかなと思ったときに、ふとカメラもいいなと思って。絵描きって誰でもなれるわけじゃないけど、カメラはシャッターを押せば誰でも撮れるじゃないですか。それでインターネットで検索して、カメラマンのアシスタントを募集しているスタジオを見つけて、応募したら受かってしまったんです。超安易ですよね(笑)。絞りとかシャッタースピードとか、まったくわからない状態でしたね。
 カメラマンのアシスタントとして働きはじめたものの、今何が求められているのか、どう動けばいいのかなど、見えない日々が続いて行ったんですね。半年が経過してもなかなか動きがつかめない。それが悔しくて、わかるまでいようと思って。そしたら、少しずつ写真が楽しくなってきたんですよ」
遊びに行った朝霧ジャムで撮った写真を自分のホームページで発表したことがきっかけで、フジロックのオフィシャルカメラマンとして、フェスの写真を撮り始めた。現在では、フジロック、ロックインジャパン、ライジングサンのなどのオフィシャルカメラマンも務めている。(写真:加藤尚一郎)

 デジタルサウンドが鳴る小さな野外パーティーが好きで、遊びに行く際にはカメラを持っていくようになっていったという。ファインダーを覗くことによって、自分が何を撮りたいのかを探していた頃だったのかもしれない。そして友人に誘われて、朝霧ジャムに初参加した。2003年のことだ。
「小さなパーティーって、その場でできるコミュニティみたいなものがあるじゃないですか。そういうのが好きでパーティーに通っていたんですよね。大きなフェスになると、音楽がメインになってしまって、横の繋がりって作れないんじゃないのかって思っていて。
 朝霧ジャムに行ったら、1万人もお客さんがいるのに、小さなパーティーと同じような雰囲気があることに衝撃を受けて。『これは事件だ、みんなに知らせなければならない』と考えて、勝手に写真サイトを作って、公開したんです」
 それがフジロックのオーガナイザーの目に止まり、2005年にはフジロックという日本を代表するビッグフェスのオフィシャルカメラマンという大役をオファーされることになった。
「雑誌などのメディアに掲載される当時の写真って、ミュージシャンのライブ写真ばかりだったんですよね。そこにも疑問を感じていて。もちろんライブがフェスのメインではあるんだけど、他にもメインってあるんじゃないのかって。お客さんが楽しんでいる雰囲気を撮りたいと思って」
 宇宙大使さんは、フェスで楽しんでいる人やフェス全体の雰囲気を、一枚一枚のカットに収めていった。宇宙大使さんの写真によって、フェスをイメージし、行ってみたいと思った人は、相当の数がいるだろう。お客さんだけではなく、フェスを撮りたいというカメラマンも増えているように思う。
今回、聞き手となったのがフェスおじさんこと菊地崇さん。フェスカメラマン(宇宙大使☆スター)とフェスおじさんが揃うフェスは間違いない、という定説があるとかないとか


●フェスで写真を撮る際に心がけていること

「1日にどのくらい歩いているのかなって、フジロックで万歩計を持ったことがあったんです。そしたら3万歩を超えていました」
 3万歩と言えば、およそ20キロ。歩くだけではなく、時には音に心を奪われ踊ることもある。宇宙大使さんの足元を支えているのが、メレルのカメレオンだ。
「ただ遊びに行っていた時代は、スニーカーだったりサンダルだったり、足元のことは考えていませんでしたね。カメラを持つようになって、動き回るには足元が大切だなって感じるようになって。自然のなかで開催されるフェスでは、トレッキングブーツのようなものがいいなって思って、メレルのカメレオンを購入したんです。
 雨のシチュエーションだって写真を撮らなければならない。天気が変わったからといって、宿やキャンプサイトにシューズを履き替えるために戻ることができない。一足だったら何かって考えたら、やっぱりトレッキングブーツかなって思って。
 メレルが好きなのは、履き心地の良さと頑丈さ。今、履いているカメレオンだって、もう6回くらいフジロックで使っていますから」
ネガフィルムで撮る写真にこだわり、スウェーデンのカメラメーカーのハッセルブラッドを愛用している。デジタルカメラとの使い分けは「その日の気分」だという

 夏の太陽が顔を出していたかと思えば、急に豪雨が降ってきたりもする。自然のなかで開催されるフジロックは、厳しさがあるが故の楽しさがあるのも事実だ。どんな環境になっても楽しめるアイテムを用意していることが重要になる。自然のなかでは、自分を守るのは自分だ。タフさがなければ楽しめない。
「写真を撮ることに対してのモットーは、中に入る込むことだと思っています。家族写真に勝るものはないと思うんですね。どこかでそこに近づけるか。
 フェスでは、スタッフではあるんですけど、お客さんの中にいかに入っていくか。だからフジロックの最初の数年間は、キャンプサイトにテントを張って、お客さんと同じ空気感を共有していました。結局はお客さんの中に入っていくことって、自分も楽しむことしかないのかなって思っています」
 今年も夏フェスのシーズンがやってくる。宇宙大使☆スターさんは、今年はどんな楽しみのいちシーンを切り取ってくれるのだろうか。
かつてフェスの写真といえば、ミュージシャンのライブ写真がほとんどだった。フェスの雰囲気やフェスで楽しんでいる人を撮る。今ではよく目にするフェス写真をはじめて広く伝えてくれたのが、宇宙大使☆スターさんだ

 

■宇宙大使☆スターさんが語るフェスの撮り方とカメレオンの魅力


 宇宙大使☆スターさんが気に入っているのは、カメレオンの柔らかくフィットして歩きやすいところ。シューズとして当たり前に求められる快適さをマジメに突き詰めた。そのことが、ダイレクトに快適さとして評価されているようです。

 

まずは基本的なところから
カメレオンってどんなシューズ?

 歩くだけに限らず、さまざまなアウトドアスポーツに対応するためにデザインされたオールマイティなハイキングシューズです。誕生は2000年ですが、2006年には斬新なカラーバリエーションをラインナップ。以降、アウトドアやフェスで大人気を誇っています。

 

だから快適! カメレオン、5つのポイント

1. 頼れるグリップ力と安心の走破性
 今まで以上に遊びの幅を広げるために、荒れ地も岩場もぐいぐい歩ける性能がほしい。こう考えたMERRELLは、ビブラム社と共同して新しいアウトソールを開発しました。できあがったのはガレ場での不快な突き上げを防止し、濡れた岩でも頼もしいグリップ力を発揮するという逸品。こうして、カメレオンはまずアウトソールが生みだされたのです。こんな発想から開発が始まっただけに、どこでも歩ける安心感と、あらゆる路面に対応する守備範囲の広さはトップクラス。ハイキングからキャンプやフェスまで、さまざまなシーンで安定した履き心地を約束してくれます。

グリップの良い素材と共に、オリジナルなパターンも歩きやすさのヒミツ。大地をしっかり捕まえるよう、ラグの深さは5mmもあります

 

2. インソールの硬さも目的に合わせて
 カメレオンシリーズには硬さの違う4種類のインソールが使用されています。というのも、重いザックを背負うならつま先で立っても曲がらない安定したソールが、高低差の小さい長距離なら柔らかいソールが必要になるからです。
カメレオンではモデルごとに使用状況を考えてインソールを使い分ける「FIST(FLEX INSOLE SYSTEM TECHNOLOGY=フレックス インソール システム テクノロジー)」を採用。グレードナンバーが小さいものは柔らかくスピードハイキング向け、グレードナンバーが大きいものは硬くしっかりしているので本格的な登山向けとして、ユーザーの目的に合ったカメレオンをチョイスできるようになっています。

FISTではシューズに合うようインソールの硬さを調整。もっともバランスの良い組み合わせを提供します

 

3. 優れたクッション性と耐久性
 カメレオンシフトシリーズの履き心地が良いのは、ミッドソールの衝撃吸収性を重視しているから。着地時にかかとを包み込むようにサポートする「メレル エアークッション® ミッドソール」だけでなく、ミッドソール全体で安定性を実現する「エム バウンドTRK™」を採用しました。この「エム バウンドTRK™」は岩場での不快な突き上げ感も大幅に低減。軽いフットワークと耐久性は、こうしたテクノロジーのおかげなのです。

 

4. 日本発のデザイン。カラフルにしてファッショナブル
 カメレオンと言えばカラフルなデザインが特徴の「ストーム」シリーズも人気。2006年の登場以来、メッシュアッパーの軽やかな素材感を打ち出すことで、多くのカメレオン・ファンが生まれました。
 その熱を加速させたのは日本。もともとカメレオンが備えていた履き心地の良さと、目を引くデザイン。これらがフェスという新たなフィールドでシンクロし、これまでのハイキングシューズでは採用されてなかったような鮮やかなカラーリングを導き出しました。アメリカで生まれた「今まで以上に遊びの幅を広げたい」という思いは、日本のフェス会場で実現することとなったのです。


一世を風靡したカラフルさは第2世代の「カメレオン2 ストーム」から。今では「カメレオン5 ストーム」として、第5世代がラインナップするほど世界中で愛されています

 

5. カジュアルからシックまで、自在に履き分けるラインナップ
 カメレオンには非常に多くのモデルが揃っています。と言うのも、カメレオンこそメレルの考える「遊びの幅を広げる」シューズだからです。
 ハイキングシューズとして、ファストハイクから長距離の縦走にまで耐えられるバリエーションを揃え、まずはアウトドアでの安心感と信頼感を確保。
 そこに加えて、アウトドアで培った頑丈さや全天候という性能をタウンシューズや旅行に適したモデルに採りいれました。
 こうした基本的な機能性を損なうことなく、よりポップなアウトドアカルチャーで愛される革新的なデザインを採用。機能を整え、快適な履き心地を追求し、ユーザーの使い方に合った製品を、魅力的なデザインで提供する。カメレオンで展開していることはすべて、MERRELLのシューズ作りの理念そのものです。そしてこれらは創業者であるランディ・メレルの職人魂に基づいています。
 彼の作ったブーツは「過去最高品質のハイキングブーツ」と評され、専門誌で「北米でもっとも機能的で快適な靴」に選ばれました。MERRELLのシューズは、すべてこの時のランディのマインドを受け継いでいます。そして今日も「世界でもっとも機能的で快適な靴」を作ることに情熱を注いでいるのです。

 

■2016シーズン カメレオンのラインナップ



  • カメレオン シフト
    グレード2インソールを使用したハイキング向けのローカットモデル。アッパー素材とタン部分とを連結させる「ベローズタン」を採用することで、不快な小石の入りこみを防止。


  • カメレオン シフト ゴアテックス
    グレード2インソールを使用しており、軽快なハイキングやスピードハイキングに適したモデル。GORE-TEX®を採用することで、雨やぬかるみでも安心して歩くことができる。


  • カメレオン シフト ミッド ゴアテックス
    男性用にはグレード4インソールを、女性用にはグレード3インソールを使用したハイスペックモデル。長距離・長時間の歩行にも耐えるよう、ミッドカットタイプとした。


  • カメレオン シフト トレック ウォータープルーフ
    グレード2インソールを採用するトレッキングシューズ。シックなデザインでタウンシューズとしても活躍するが、トレッキングシューズとしての機能性も高い。


  • カメレオン シフト ベンチレーター ゴアテックス
    グレード1インソールによって、軽くしなやかな歩き心地を実現。アッパーは通気性の良いメッシュ素材。鮮やかな色づかいが、ウィメンズモデルらしい華やかさを演出。


  • カメレオン5 ストーム ゴアテックス
    グレード2インソールを使用。日本のアウトドアファンたちの声によって磨き上げられてきた定番モデル。そのカラフルなラインナップから、フェス会場では大人気です。


  • カメレオン5 ストーム モック ゴアテックス
    グレード2インソール搭載。カメレオン5 ストーム ゴアテックスと同等のスペックを持ちながら、よりリラックスできるモックタイプデザインを採用。

 

各モデルの詳細についてはMERRELL公式サイトまで
http://www.merrell.jp

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