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【ママランナー フィールド復帰への道 ── 私らしいライフスタイル】③番外編 走り出せる準備をしよう! おうちの中でなにができる?
2020.05.26 Tue
マリコ トレイルランナー
新型コロナウィルス(COVID-19)による外出自粛が続く毎日ですが、読者のみなさまはどのようにお過ごしでしょうか。緊急事態宣言が解除され、以前よりは外出しやすくなった人も多いと思います。私の住む地域は営業再開の動きが広がっているものの、まだ以前の生活とはいかいない状況です。
1歳8ヶ月になるわが子は、とにかく散歩しているのため、徐々に長い距離が歩けるようになってきました。通い始める予定だった保育園に通えていないのはさみしいですが、向き合う時間が増え、ていねいな子育てができている……と思っています(信じています)。私自身は、育児休業が延長したため、勤務先には戻れていません。ただ、夫が在宅勤務になったので、お昼寝の時間を利用して、ランニングエチケットを守りながらランニングやトレーニングをしています。
冷静に見るとすごい画ですが、いまはこんな格好で走っていても、違和感ありません。あたたかい日で時間帯によっては汗だくになります。マスクで走ってみたり、人がいない道を模索したりと、試行錯誤しています。
出典元=山中伸弥による新型コロナウィルス情報発信より
前置きが長くなりましたが、今回は番外編です。
“Stay Home”の選択肢のひとつとして、通っているジムの先生(詳細は下記)といっしょに考えた、家の中で楽しくすごせるトレーニングを紹介します。
まずは基礎である “お尻” を意識したトレーニングを2点。せっかくのお家時間を楽しみませんか? おひとり、またはお子さんといっしょにぜひ遊んでみてください。
◾︎ヒップリフト
◾︎ヒップリフトマーチング
用意するもの:重り(私はダンベルやケトルベルなどトレーニング器具を持っていないので、2㎏の米を持っています)
※重りをお子さんに変えてもできます。
仰向けに寝て、両手でおもりを持ちます。脇を閉めて背中にキュッと力を入れるように持ちましょう。両足の裏全体で地面を踏んだら、お尻を使って身体を上げていきます。また、お尻を上げたときに頭、お尻、膝は一直線になるようにエクササイズを行なってください。肩のすくみに注意。重いものを持つことによって腹筋に対して自然に力を入れやすくなります。子どもやボールを持ったとしても、肩は下げて首を長く伸ばしておいてください。
続いて、コア(からだの中心)の安定性を狙ったトレーニングを1点ご紹介します。
◾︎シングルレッグローワリング
約12㎏のジッとしてくれない負荷を伴うトレーニングは、なかなかヘビーです。動画を見直すと、子どもが重たすぎて支えるのに精一杯になっていて、少し姿勢が崩れてしまっていますね……。
用意するもの:同じく、重り
こちらも同じ体勢で寝たら、足を伸ばしたまま片足ずつ股関節を90度に曲げます。ポイントは、下げている足は床に着かないようにすること。足がついてお腹から力が抜けないようにしましょう。股関節がかたくて足が90度まで上がらないときは、無理して上げないように。肩がすくんだり、体がぶれたりと、体勢が崩れないようにすることをいちばんに考えてください。
いかがでしょうか?
“Stay Home”が終わっても続けられたら、たくましくなりそうですね(ついでに小尻効果も期待できそうです)!
子どもといっしょに行なうトレーニングは、ご夫婦で交代してチャレンジしてみてくださいね。まだしっかり掴むことができない赤ちゃんは、腰を支えてあげましょう。また、幼児の場合はかなりの負荷がかかるトレーニングになりかねませんので 無理なさらないでください。
▶︎教えてくれた人
パーソナル・グループトレーニング&治療院「TREAT」
住所:東京都多摩市一宮2-6-39 IMビル2・3F
TEL:042-400-6397
営業時間:平日10:00〜21:00 土曜9:00〜20:00 日曜・祝日9:00〜19:00
定休日:不定休
URL:http://treat-running.com
「生涯スポーツ」をテーマに掲げ、ランニング、トレイルランニング、アウトドアに精通する矢田大夫妻が経営するパーソナルトレーニングジム。私も妊娠前から通っており、いまでは母子ともども面倒を見てもらっています。時間帯によって、子どもといっしょにトレーニングができる、夢のようなジムです。
いまはオンラインでトレーニングも配信しているので、ぜひHPをチェックしてみてください。
息子が先生に「全員マーカーコーンをかぶれ」と指示。子どものこんなおふざけにも対応してくれるアットホームなジムです(全員いたって真面目)。トレーニング内容は本格的なのに、親しみやすいスタッフの人柄も魅力のひとつ。
