- 山と雪
【ミズノアウトドアスクール in 富士山 vol.2】富士山登頂の成功のカギは、安心、快適な登山装備にあり!
2013.07.29 Mon
(【ミズノアウトドアスクール in 富士山 vol.1】より続く))
第一回目のレポートにもあるように、世界遺産にも登録され、この夏も多くの登山客を迎えている富士山。読者の中にも今シーズン、初めて富士山に挑戦しようと思っている方も多いのではないでしょうか。
登山ルートは、技術的に難しい場所はないのですが、3776mという標高に加え、高山帯の強風や低温など、天候によっては、ほかの山に比べ非常に厳しい環境条件にさらされます。そこで、登頂のカギともいえるのが、そんな気象条件に対応できるしっかりとした登山装備です。
富士山を快適にそして確実に登るために、まずそろえたい装備は、トレッキングシューズとレインウェアです。
往復で10時間近くかかる長時間の歩行から、足首やヒザ、腰を守るためにも、登山専用に設計されたトレッキングシューズは必要です。
今回使用したトレッキングシューズ「ミズノ・ウエーブナビゲーション」は、高いクッション性と防水性があり、初日、一合目からの苔むした森歩きから、2日目、五号目から上部の砂礫まじりの溶岩帯の悪路まで、さまざまな条件の登山道でも安心で快適な登高ができました。登山靴を履き慣れていない人でもフィット感が高いので、驚くほど軽く感じ、下山はまさに飛ぶようにして下りてくることができました。
また、富士山の環境条件は平地とはまったく異なるため、低温や濡れから身を守るレインウェアは必携です。とくに富士山は、風が強いことでも知られ、雨や汗などで体が濡れていると、風によって急激に体温が奪われ、低体温症にもなり、重大な事態を招くことにもなりかねません。
今回は軽量で高い撥水性を誇るレインウェア「ベルグテックEX・ストームセイバーIVレインスーツ」を携行。当日は幸い終始、好天に恵まれていましたが、早朝の出発時、そして8合目以上では気温が低くなり、風も多少あったので、ジャケットとして常時着用していました。それでも、登高中の汗による蒸れもなく、じつに軽快に登ることができました。
富士山を頂点とするとくに標高の高い夏山では、天候の急変による雨や濃霧など外からの濡れ、そして、汗などによる内側からの濡れに対応する機能性の高いレインウェアを選ぶことをおすすめします。
初心者にもさまざまな山でトレッキングを楽しんでもらえるように、富士山でのテスト歩行による動作解析実験を経て開発。クッション性と安定性を両立させたミズノ社独自の波形プレート『ミズノウエーブ』が、着地時の衝撃を吸収し、横方向へのずれを防止して不安定な山道での安定性を高めている。また、トゥ・ガードが富士山の固い溶岩石からブーツとつま先を守ってくれる。
価格 : ¥ 18,900 (本体¥ 18,000)
サイズ : M24.5~28.5cm : W22.5~25.0cm
カラー :(MENS)グレー×オレンジ、ブラウン×イエロー
(WOMENS)ブラウン×ピンク、グレー×ブルー
重さ:約560g(26.0cm片方)
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■RAIN WEAR
ベルグテックEX・ストームセイバーIVレインスーツ
ミズノ独自の透湿防水素材「ベルグテックEX」を採用。100回洗濯後でも十分な撥水性が維持できる加工により、快適な着心地を長くキープできる。耐水圧は傘の約60倍にあたる30,000mm。裏面シームテープ加工などの防水処理を施し、雨水の浸入をブロックする。撥水性、透湿防水性ともに高機能ながらジャケット、パンツの上下で¥14,175(税込)と価格を抑え、初心者から上級者まで幅広く愛用できる。
価格 : ¥ 14,175 (本体¥ 13,500)
サイズ : 男性用=M、L、XL/女性用=S、M、L
カラー : 男性用=ブラック、オリエンタルブルー、ピスタチオ、イエロー、バイオレット、ブルー、オレンジ、レッド
女性用=アイスグレー、ターコイズグリーン、キウイグリーン、レッド、ローズ、ラベンダー、クロッカス
素材:本体=ナイロン100% 内衿切替部=ポリエステル100%
重さ:約630g(Lサイズ)
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