- 山と雪
「93歳まで現役クライマー!?」クライミング界・伝説の男の生き様を“ ダートバッグ “ムービーで目撃せよ!
2018.05.01 Tue
北村 哲 アウトドアライター、プランナー
“ ダートバッグ “ って、どんな意味?
クライミング界の伝説の男「フレッド・ベッキー」って、どんな人?
今回は5月5日に湘南蔦屋書店で上映される、とある映画についてご紹介します。
この映画はあるクライマーを題材とした作品なのですが、この映画を観る前に、主人公は「93歳まで現役クライマーだった」という話しを友人から聞き「ただ者ではない」と思っていました。試写会に行った際、当日ナビゲーターとして参加していた花谷泰広さん(パタゴニア・クライミングアンバサダー)が、パタゴニアの写真集の1ページを開いてみせてくれました。
この写真集に出てくる、道路沿いで、ダンボールにメッセージを書いて立っているクライマーこそが、主人公の「フレッド・ベッキー」本人でした。
『ダートバッグ』というこの作品はクライミングを愛しすぎた男の壮絶な人生の記録。96分の映像には、歴史的な初登と雄弁な本によって何世代ものクライマーを刺激してきた彼の人生が凝縮されています。濃厚に本人や関係者の生の声で、その歴史が語られていました。破天荒で無骨、けれども数々のクラシック登攀書やクライミングガイドを執筆してきたという側面もあるこの伝説の男の生き様を、ゼヒたくさんの方々に観て頂きたい!と私は思うわけです。
( 出展:「DIARTBAG」MOVIE )
残念ながら、映画の完成前の昨年2017年にフレッド・ベッキーは94歳で亡くなってしまいましたが、2016年93歳でクライミングしている姿は、岩に対するスゴい執念を感じました。
この映画を観てみたい!と思った方、パタゴニアによる上映のジャパンツアーは、4月末で終了してしまっているので、この上映がラストチャンスかも!?
上映場所は、湘南 蔦屋書店 1号館2階 SURUGA bank / d-labo です。
なんと、参加者には「パタゴニア・プロビジョンズ(軽食&ビール)の試食/試飲&ソフトドリンク付」が提供されるそうですよ!
詳細は、コチラ!
会期:2018年05月05日(土)
時間:18:00~20:00
場所:1号館2階 SURUGA bank / d-labo
定員:40名
参加費:500円(税抜)
※パタゴニア・プロビジョンズ(軽食&ビール)の試食/試飲&ソフトドリンク付
<電話受付> 湘南 蔦屋書店 0466-31-1510(代表)
※お申し込みの際にイベントの日時とタイトルをお伝えください
※店頭でのお申し込みの場合は2号館1階BOOKカウンターまでお越しください
<オンライン受付> 湘南 蔦屋書店オンラインショップにてお申し込みください
※お支払い方法はクレジットカード決済のみです
主催:湘南 蔦屋書店
共催・協力:patagonia
【ストーリー】
アメリカ「ダートバッグ」の元祖である登山家であるフレッド・ベッキー。1940年代以来、その名が想起するのは神秘、称賛、そして敵意だった。ベッキーの頑固で一途な克服への探求は孤独な旅の人生を意味し、彼はその途上でクライミング仲間たちには目もくれず、また多くの愛を失った。
歴史的価値のある初登、雄弁に語られた本、そしてひるみのない先駆的な生き方により、何世代ものクライマーに刺激を与えてきた反逆児アスリートの画期的な生涯の物語が、この独占ドキュメンタリー映画ではじめて明かされる。
【フレッド・ベッキー プロフィール】
1923年ドイツ生まれ。ワシントン州シアトルで育ち、生涯をその地で暮らした。クライミングをはじめた初期のころ、1940年のフォービドン・ピーク初登以来、フレッドはその一生をクライミングに捧げつづけた。
北アメリカのもっとも偉大な登山家のひとりであるフレッドはまた、権威と信頼を兼ね備えたクラシック登攀書やクライミングガイドを何冊も執筆した。独創性に富んだ全3巻におよぶ『カスケード・アルパイン・ガイド』はとりわけ有名である。
「DIARTBAG」MOVIE / オフィシャルトレーラー
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