- 山と雪
【Akimamaお客さま相談室】今回のご相談は「女性ならではの “毎月やってくる” あのお悩み」
2019.11.08 Fri
まつだ しなこ 子連れハイカー
「Akimamaお客さま相談室」はインスタグラムでAkimama読者みなさまのアウトドアに対する悩みを募り、記事上で解決していこう!! という企画。
今回の相談者さまは「suzuwanders」さん。拝見すると、コメントでかなり回答をいただいているようですが、真剣にアウトドアメディア目線で相談にのっていきたいと思います。
ちなみに、今回の回答者は、Akimamaで親子登山の記事を連載中の「まつだしなこ」さん。毎週のように縦走登山を楽しんでいた経験をもとに回答していただきました。
さて、ご相談内容は……
今月もこの日が来た。
毎月やってくる、重たい痛み。
槍ヶ岳、乗越での苦痛を味わって以来、生理どんぴしゃでの山行に不安な自分がいる。
女性にしかわからない辛さなんだけど、女性でも個人差あるし、みんなどのくらい頑張ってるのか、そーゆー日はちゃんと諦めて頑張ってないのかわかんない。
この日は、トイレというトイレを全クリ。
私は多量派なのでむしろそれでも危ないくらいだったんだけど。
女性のみなさん
対策というか心構えというか、どうしてますか?
せっかく楽しみにしていた登山の予定を生理で変えたくない! その気持ちは同じ女性としてよくわかります。それでもいちばんのオススメは「冬山や縦走、行動時間の長い登山なら計画を変更し、軽い登山にする」ではないでしょうか。
山に登る以上、事前にわかっているリスクでパーティーや関係者に迷惑をかけてはいけない、と思っています。私自身、生理どまんなかで向かった北ア縦走中に、未経験の激しい生理痛におそわれ、パートナーだけでなく山荘のスタッフにも多大な迷惑をかけたことがありました。そのときに言われたのが「事前にリスクがあるのになんで無理してきたの?」。ふだんは生理痛が軽い人でも、山で冷え込んだりすると急に腹痛や腰痛が悪化することもあります。
低用量ピルで生理日を調整するという方法もありますが、非常に稀ですが副作用がでる可能性もあるようなのでオススメできません。
飛行機を予約した遠征など、どうしても予定変更が難しい場合は、いっしょに行くパーティに正直に話しておくといいでしょう。
私は、突然、生理になる可能性もあるので①生理用品(長時間用)、②鎮痛剤、③ホッカイロ(貼るタイプ)、④密封できる袋(ゴミ処理用)の4点セットは、予定日以外の日も基本セットとして持ち歩いています。もともとは赤ちゃんのオムツ処理用ですが、匂いをブロックしてくれるビニール袋が100均でも売っており、大変優秀なので、エチケット用にはこちらもオススメですよ。
「suzuwanders」さんからのご相談は、女性ならではのお悩みでした。「私はこうしてるよ!」という情報がありましたら、ぜひAkimamaお客さま相談室にご投稿お願いします。
Akimamaお客さま相談室は、インスタグラムにハッシュタグ「#Akimamaお客さま相談室」を添えて悩みを投稿してくれれば、Akimamaサイト内の記事でお答えするという企画です。半月ごと、投稿の中から「これ」と思った悩みを1〜2つピックアップし記事にします。Akimamaをフォローしているのも重要ですよ。
悩みはアウトドアに関することなら初歩的なことでも構いませんが、まだトライアルですので、ジャンルは「キャンプ」と「登山」のみ。添付の画像は悩みとリンクしてなくてOK。キレイな、楽しそうな画像をどうぞ。
他メディアさんのハッシュタグが付いていると選ばれないかも……ですからお気をつけて!
次回は10月末までにいただいた投稿の相談にのりますので、どしどしと「#Akimamaお客さま相談室」へ投稿お願いします!!