- 山と雪
ラーメンにドレッシングと餃子を投入。「ものぐさ男の山ごはん61」は大ボリュームの旨辛“わんタンタン麺”
2021.03.12 Fri
A-suke BASE CAMP 店長
みなさん、こんにちは。「BASE CAMP」のA-sukeです。
ソロでの軽いハイクだと朝イチ電車に乗る前にコンビニで昼ごはん買う人も多いと思うんだけど、温かい食事を山で食べたくない?ってことで「コンビニ食材を利用した山ごはんレシピを紹介していこう」というのがこの連載。
すっかり暖かくなってきた今日この頃ですが、東京は緊急事態宣言がまた延長。ワタシの店BASE CAMPもいつまともな営業時間で再開できることやら。
さて、今回紹介するレシピは題して「わんタンタン麺」。ラーメン系レシピはいくらでも出せそうです。
今回使う食材はコチラ。
まずは袋麺。今回はサッポロ一番のみそラーメン。
みそ味ならなんでもOKです。さっぽろ一番は粉末で、マルちゃん正麺だと液体スープになりますね。
それと牛乳(豆乳でもOK)とサラダ用の小パックの焙煎ごまドレッシング。そして今回のキー食材は冷凍の餃子です。
早速作っていきましょう。
まずはコッヘルに牛乳全部と水300㏄を足して全部で500㏄にします。あ、だいたいでいいですよ。山ですし。
で、火を付けますが沸騰させると牛乳に膜ができるので沸騰させない程度に温めます。弱火で温めながらの作業がイイでしょう。
沸かしながら味噌スープをもう入れてしまいます。よく混ぜましょう。ちゃんと混ざったら‥‥。
さらにゴマドレを入れましょう。
ここで注意。
順番テキトーでイイやなんて言って味噌スープ入れる前にゴマドレ入れると……。
ドレッシングの酢と牛乳が反応して分離してしまいます。おいしいはおいしいんですが、ちょっと着地点の正しい位置がズレてしまうので注意! え?なんで知ってるかって? 撮影で一回失敗して撮り直してるからだよ!!
沸騰したら麺を入れます。3分ほど茹でるんですが……。
途中で餃子を入れます。餃子がカチンコチンなら麵と一緒のタイミングで、冷たければ1分後、常温なら2分後に入れる。山なら完全解凍と思いますので、2分後ですね。
まぁ、なんとなくでいいんだけど入れたら箸やスプーンで餃子を壊します。具をほぐしてスープに溶かします。
これが担々麺の肉そぼろになるわけです。
そして餃子の皮はワンタン?として具になります。
先ほどの餃子を入れるタイミングはこの具のため。早く入れすぎると皮がトロトロになりすぎちゃうし、遅すぎると具がほぐしきれません。
で、3分たったらラー油orゴマ油を回しかけて、さらにできればすりゴマを振りかけたら完成。
あ、ついでと言っては何ですがサッポロ一番についてくる七味も入れちゃいましょう。完成です!
いやー、餃子がとってもいい仕事してくれてます。
具の味わいに奥行きが出て食べ応えもバッチリ。まぁ、そりゃラーメンと餃子ですからね(笑)。ボリュームはしっかりあるわけです。
そしてゴマドレだけでもゴマの風味が結構出ます。最悪すりゴマはなくてもOK。ドレッシングならではの適度な酸味と甘みもプラスされて単純においしい。このレシピをベースに豆板醤やにんにくチューブなどを用意してもっと本格的に作ることもできるので、いろいろ試してみてね。
さて、来月はなににしようかな? ラーメンレシピ、まだまだ続く!
(文・写真=BASE CAMP A-suke)